【2時間ドラマ】絶滅危惧種になったドラマ!平成と共に消えるのか?

2時間ドラマの放送枠が平成最後の年、地上波から消えました。
最盛期には月に30本もの放送が、行われていたことを考えるとウソのような話しです。
ここではなぜこんなことになったのか、これからも2時間ドラマを観ることができるのかを、探ってみましょう。 120

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2時間ドラマは平成の終わりとともに消えるのか?

【2時間ドラマ】絶滅危惧種になったドラマ!平成と共に消えるのか?
2時間ドラマの最後の放送枠だったTBS系の「月曜名作劇場」が終わり、平成最後の年の2018年3月に、2時間ドラマのレギュラー放送が消滅してしまいました。

最盛期には2時間ドラマの放送枠がたくさんあり、実際2時間ドラマから始まりレギュラーの1時間番組として続くようになったドラマもあります。
刑事ドラマの定番ともいえるテレビ朝日系の『相棒』シリーズは、2時間ドラマとして1作目が放送されました。

浅見光彦シリーズや西村京太郎サスペンスのように、2時間サスペンスと呼ばれるようなドラマシリーズも人気のある2時間ドラマでした。
これらの2時間ドラマの特徴は、ご当地ロケを行い、シリーズの中で主人公が日本国中さまざまなところへ移動して、事件を解決していくところも楽しみの一つです。

2時間ドラマにはいつも、その時代の大衆の興味を引きつけるものを詰め込まれていました。
旅、お色気、グルメというように一般人には出会えない、人の欲求をくすぐりながら楽しませる作品となっていました。

だからこそ昔の2時間ドラマは、視聴率20%超えの作品が続出するほどの大ヒットが続き、各局が競争するように制作を重ねていました。

他人の家庭の秘密を知りたい、覗いてみたいという誰のでもある欲求を満たしてくれたのが、テレビ朝日系の『家政婦は見た』シリーズです。
裕福そうな家に家政婦として仕事に入った市原悦子が、「ひょっこりはん」のようなしぐさと軽妙な語りで事件を解決していくそれは、視聴率30%を超えるほどの人気シリーズでした。

それぞれのドラマにその時代で普及したものを題材にした物語を作っていました。
熟年離婚が話題になり始めると、殺人の動機として使ったり、話題となっている要素を取り入れたりしていました。

だからこそ、2時間ドラマは人々の共感を得て人気となっていたのです。
それがバブル時代を過ぎたころから、若年層は生活が苦しくなり遅くまで仕事に追われることが多くなりました。
そんな時代に合わせて深夜ドラマが増えてきました。
ドラマの制作費も、ロケが多い2時間ドラマは増え続け、それほどコストのかからない「芸人」といわれる人たちを使う、バラエティーに放送枠を取られるようになりました。

2時間のドラマが絶滅危惧ドラマになった原因

そもそもなぜ、2時間ドラマは消えてしまうことになったのでしょうか?

1時間ドラマは今でも様々な作品が作られて、高視聴率のドラマがコンスタントに出ています。

2時間ドラマだって丁寧に作っていれば、絶滅はしなかったのではないでしょうか?
すっかり消えてしまったのは、2時間ドラマの中のドラマシリーズがほとんどです。

2時間のドラマシリーズが消えてしまった原因は、あきれるほどのワンパターン化ではないでしょうか。
殺人事件が起き、真相を暴かれた犯人が断崖絶壁まで追い詰められ、とうとう白状してしまうという流れを聞けば「2時間ドラマの見すぎでしょ」と言われるくらい2時間ドラマ定番のパターンがあります。

同じ原作物のシリーズを、2つのキー局で同じような時期に、オンエアされていたこともありました。
そもそも原作に2時間ドラマを作り上げるだけの質がないのに、無理して間延びしたドラマになっているものもありました。

見え見えすぎてあきれるくらいのバーター契約もみられました。この原作者のドラマにはもれなくこの女優が出演している、とか。
作る側が視聴者を馬鹿にしている、甘くみている感じがよくみられました。

2時間ドラマシリーズは全てといいませんが、視聴者に見放されたんだと思います。

だからもうダメかというとそうではありません。

しっかりと作られたドラマは、スペシャルドラマと名前を変えて、今でも多くの作品が放送されています。



2時間ドラマからスペシャルなドラマに!

スペシャルドラマには、2時間ドラマの帝王とか女王とか言われていた俳優女優の、お決まりパターンに甘んじていた人たちはほとんど登場しません。

2時間ドラマの定期的な放送枠が亡くなっても、しっかりとした原作、じっくり考えつくされた脚本。
ロードショー上映もできるような質の高い、観る人の期待を裏切らないような作品を誰もが待っています。

「2時間は一つの物語をやるのに、ちょうどいい長さ。映画と同じで、完結した物語を作るには最適の場だと思います。長くて視聴者が持たないという声もありますが、3時間くらいぶっ続けでやっているバラエティー特番が見られているのに、ドラマだけが見られないことはないはず。人間のディープな部分を描き、みんなが見たいものを作れば、必ず見てもらえる。」

出典:antenna

と2時間ドラマを作り続けていたプロデューサーは話しています。

2時間で完結するからこそ、楽しめる物語はたくさんあります。
面白いドラマを作ってくれれば、視聴者はついてきます。数字も取れます。

面白ければ決まった放送枠がなくても、2時間ドラマが完全に消滅してしまうということはありません。

まとめ

ここでは、
・2時間ドラマは平成の終わりとともに消えるのか?
・2時間のドラマが絶滅危惧ドラマになった原因
・2時間ドラマからスペシャルなドラマに!
について紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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